ハマブン句会 投句箱

横浜文芸の会の「ハマブン句会」投句箱です。 ひとり5句まで応募できます。特選俳句は来月発表! 名前の欄には俳号を。本名はメニューから管理者へメールでお知らせください。


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127件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[111] 3月の兼題写真

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)20時58分57秒   通報   返信・引用

A 四月ばか エイプリルフール
B 駅



[110] 基本的なことですが…

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)20時57分10秒   通報   返信・引用

表記のしかた
番人も知らなかったのですが、本来、俳句は一行で表記するものなので上の句・中・下の句の間に空間は必要ないのだそうです。
間があると、三段切れのような印象を与え良くないのだとか…。
三段切れについては次回、例を挙げて教えてもらいたいです。
動詞が二つ
白木蓮見上げ携帯取り出しぬ
携帯をかまえる先に白木蓮
だいたい白木蓮は見るときに上を向く。携帯という言葉があれば写真を撮ることは想像できるので、「見上げる」も「取り出す」も要らない動詞ということになる。
一つの句の中に動詞二つは避けたい。



[109] 季語について

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)20時45分50秒   通報   返信・引用   編集済

季重なり
21 雪中に動く黒点白鳥がいる
これは「雪」と「白鳥」の2つの季語が入っています。

また季語が弱いと評を頂いたのは
④キッズ携帯よりさくら咲くメール
38「サクラさく」ラインで届く孫の笑み

兼題写真「携帯」で詠んでくださった句です。
この場合のさくらは携帯の中の「さくら」なので季語としては弱いです。

選者のお話の中で「季語が動く」という表現もありました。
24 一巡の電話に集う梅見かな
電話連絡網でしょうか、LINEでしょうか、電話に誘われて梅見に行くという明るく心が弾む句ですが、季語の「梅見」を他の季語に換えても成り立つ句です。

季語が季節に合わない俳句も。
22 青森にひとすじの道敦盛草
敦盛草は夏の季語になっています。思い出として詠むのは難しいです。
「眼前直視」の原則に則れば、良い句が詠めるでしょう。



[108] 惜しい句 選者 芦野信司

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)20時41分3秒   通報   返信・引用

大試験残り五分の声響く

 句意は明瞭であり、声の響きに試験会場の大きさや受験生の緊張感も表現されていて効率性が良いと思います。季語との真っ向勝負なので、陳腐になりがちです。何か、作者の固有の体験なり、独自性を加える必要があるかと思われます。大学入試のことは忘れてしまいましたが、自分の未来をかけていたのでしょうね。

 大試験残り五分てふ未来



[107] 入賞を逃した惜しい句

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)20時35分9秒   通報   返信・引用   編集済

2月の投句箱 選句の会にて 選者の皆さんのコメント

30 ふしくれの指に菊菜の春を嗅ぐ

春の香りを感じる良い句です。「ふしくれの指」との取り合わせも秀逸です。
惜しいのは「菊菜(春菊)」と「春」の季重なりです。

ふしくれの指に残れる菊菜の香

としてはどうでしょう。


37 雪解けにアドレス消して髪を切る

A 句意は、春が来て誰かへの思いを断ち切るということでしょうが、アドレスと髪の両方は欲張り過ぎで、どちらか一方で十分です。また、気候が暖かくなる雪解けと思いを断ち切ることの相性が良くありません。歳時記を調べていただければ「雪解け」と近縁の季語に「雪濁」があります。急な雪解けで川などが濁ること意味します。次は、アドレスを消した後でも消えぬ悔いのようなわだかまりを季語に託すとした場合の例です。

 アドレスを消して終へり雪濁

Bまた、他の選者さんからは 散文的なので

  雪解けやアドレスを消し髪を切る

としてはどうだろう?というご意見も。

Aの選者さんは男性ですが
箱の番人の意見を憚りながら申し上げますと
この句にはドラマがあるような気がしました。
寒かった冬が過ぎ、彼に対する私の心の中のわだかまりも融けてきた。もうさっぱりと携帯に残された彼のアドレスを消して思いを断ち切ろう、という女性の気持ちなのでは?
失恋して髪を切る。意外と女は切り替えが早い。
ご本人に聞いてみたいです。



[106] 選者のコメント 星伸予

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)20時16分9秒   通報   返信・引用   編集済

【特選】
  春一番ファインダ越しの潮飛沫

    春一番は立春を過ぎて初めて吹く強い南風。潮飛沫で風の勢い、潮の香も感じました。
    顔に受けるのではなくファインダ越しというのもリアル。季語が生きていて良い句ですね。

【秀逸】
 だみ声の唱名しきり冴え返る
    唱名とは仏、菩薩の名を称えること。だみ声は僧侶か家族であろうか。
     しきりに称えるだみ声だけが空間で響く。「冴え返る」の季語がその緊張感を表している。
     冴え返るには寒気のほかに、外の光や色が鮮やかに立上がる意味もある。


  水仙のおおむねひなた向きにけり
    花はたいてい日向をむく。この句に惹かれたのは「おおむね」
     実際に見てるのだな感じた。 切れ字のけりは大袈裟かと感じる人もいるかもしれないが、
    作者のユーモアだろうか。

【並選 】
 恋猫の鳴くよ濁音鼻濁音
    リズムがいい。恋猫に濁音鼻濁音が効いている。言葉を厳選して無駄がない。
    「鳴くよ」がもっと鳴いていいと飼い主の気持ちが出てると思った。

 卒業の第二ボタンの足りなくて
    この句はボタンをあげる側、もらう側の句として読める。
     本命の子に渡せたのか。「足りなくて」で終わっているのが余韻を含んでいる。

http://



[105] 選者のコメント 折山正武

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)20時12分13秒   通報   返信・引用   編集済

折山様選句
【特選】
凍解や地球裏より着信音   ますらお
  凍解(いてどけ)という季語を上手く使っています。凍ってカチカチだった畑地や道路が暖かい日差しを受けて柔らかくなっていく様子が想像されます。地球裏とはどこの国でしょうか。きっとその国も凍解なのでしょう。その国からの着信音、春の喜びが感じられます。そして俳句として新鮮なものを感じます。
【秀逸】
待ち受け画面暗転に春の闇   ひよこ豆
五七五でなはなく七七五の破調です。「待ち受け画面」まで一気にきて、「暗転」が強調されて、「春の闇」で余韻を残す。待ち受け画面が暗くなり春の闇が被さってきた、その感じがよく出ています。映像的な句です。感覚の問題かもしれませんが、暗転と春の闇のあいだに「に」を置かないで中七と下五の間で一拍おかせて「春の闇」とするのも手かなと思いました。「待ち受けの画面暗転春の闇」こちらは正統の五七五です。原句の方が良いかな。

日曜日マナーモードの朝寝かな    鶫
  マナーモードが効いています。ウイークデーの仕事は結構忙しいのでしょう。日曜日は朝9時か10時ころまでおやすみでしょうか。語句の構成もいいと思います。
【並選】
恋猫の鳴くよ濁音鼻濁音    ますらお
  「濁音鼻濁音」が恋猫の鳴き声を上手く表現されていると同時に、句の調子をたいへん整えていると思います。ただ「鳴くよ」の「よ」をどう判断するか迷いました。普通であれば「鳴くや」にするだろうと思います。「よ」はこの場合、確認あるいは同意を求める感じがうかがえます。作者はたぶん身の回りの日常感をにじませたく「よ」にされたのでしょう。私は猫を飼った経験がなく「鳴くや」としてしまいます。

春待つや磨き上げたるハイヒール   おかめさくら
  「磨き上げたる」に気持ちがこもっています。切れ字の効果も鮮やかです。完了の助動詞の連体形も的確。下五も名詞でぴしっと決まっています。



[104] 入賞句が決定しました。

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)12時35分26秒   通報   返信・引用   編集済

2月の入賞句が決定いたしました。
俳号を隠して選句しました。蓋を開けて観たら同じ俳号の方がダブって入賞されています。
上級者の方らしいので選ばれて当然、なのですが、今回の選者の会では「惜しかった俳句」「上達するために」
という所に焦点をあて、この掲示板で紹介していきたいと思っています。
句の解釈にあたって、選者のかたと番人の会話などこれから紹介していきます。ご当人が種明かししていただけたらとても嬉しいです。

画像はクリックすると大きくなります。



[103] 2月の投句は締め切りました

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 1日(月)09時54分55秒   通報   返信・引用

2月のハマブン句会に参加してくださった皆様。これから選句作業に入ります。
3月10日までに入賞句を発表したいと思います。
3月の兼題は4日にこの掲示板で発表します。
それまで楽しみにお待ちください。



[102] 2月の投句一覧です

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 2月28日(日)14時00分10秒   通報   返信・引用   編集済

① 春一番調子外れの鼻歌がゆく
② 窓際の香炉を愛でる冬の月
③ 喧嘩して鳴らぬ携帯春浅し
④ キッズ携帯よりさくら咲くメール
⑤ とんかつを入れし弁当大試験
⑥ 春待つや磨き上げたるハイヒール
⑦ 居酒屋のランチ弁当春待てり
⑧ 水仙のおおむねひなた向きにけり
⑨ 白木蓮見上げ携帯取り出しぬ
⑩ 携帯をかまえる先に白木蓮
⑪ 日曜日マナーモードの朝寝かな
⑫ 着信を待ちて携帯みがく春
⑬ ザック負ふ受験子の群れ吾もまた
⑭ ため息を細く吐く音受験前
⑮ 見納めと閉じたり受験参考書
⑯ 手が上がる受験開始の合図とて
⑰ 大試験残り五分の声響く
⑱ はろばろとスマホを離れ梅見かな
⑲ 憂き顔をスマホに撮られ猫の恋
⑳ 青森の入学式はみな 長靴で
21 雪中に動く黒点白鳥がいる
22 青森にひとすじの道敦盛草
23  凍解や地球裏より着信音
24 一巡の電話に集う梅見かな
25 バレンタイン着信音の高鳴れり
26 恋猫の鳴くよ濁音鼻濁音
27 下萌えやアイコンタクトしてワルツ
28 卒業の第二ボタンの足りなくて
29 春一番ファインダ越しの潮飛沫
30 ふしくれの指に菊菜の春を嗅ぐ
31 春塵をひと吹き初の異動かな
32 水切りの石の行方や春の雲
33 白猫のスカートのごと白木蓮
34 連雀となりてあなたに会いに行く
35 思い出を握り見上げる春の空
36 鶯の声一瞬を閉じ込める
37 雪解けにアドレス消して髪を切る
38「サクラさく」ラインで届く孫の笑み
39 ケータイの進歩に遊ばれ 甘茶飲む
40 十二度に三寒四温の寒の日が
41 衣紋掛 出待ち疲れの花衣
42 ケータイよ亡夫(つま)に繋がれ春の宵
43 試験開始遠く微かに救急車
44 それじゃあと壁に手を挙げスマホ切る
45 だみ声の唱名しきり冴え返る
46 我が判定シーソーのごと大受験
47 待ち受け画面暗転に春の闇



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