ハマブン句会 投句箱

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[105] 選者のコメント 折山正武

投稿者: 箱の番人 投稿日:2021年 3月 5日(金)20時12分13秒   通報   返信・引用   編集済

折山様選句
【特選】
凍解や地球裏より着信音   ますらお
  凍解(いてどけ)という季語を上手く使っています。凍ってカチカチだった畑地や道路が暖かい日差しを受けて柔らかくなっていく様子が想像されます。地球裏とはどこの国でしょうか。きっとその国も凍解なのでしょう。その国からの着信音、春の喜びが感じられます。そして俳句として新鮮なものを感じます。
【秀逸】
待ち受け画面暗転に春の闇   ひよこ豆
五七五でなはなく七七五の破調です。「待ち受け画面」まで一気にきて、「暗転」が強調されて、「春の闇」で余韻を残す。待ち受け画面が暗くなり春の闇が被さってきた、その感じがよく出ています。映像的な句です。感覚の問題かもしれませんが、暗転と春の闇のあいだに「に」を置かないで中七と下五の間で一拍おかせて「春の闇」とするのも手かなと思いました。「待ち受けの画面暗転春の闇」こちらは正統の五七五です。原句の方が良いかな。

日曜日マナーモードの朝寝かな    鶫
  マナーモードが効いています。ウイークデーの仕事は結構忙しいのでしょう。日曜日は朝9時か10時ころまでおやすみでしょうか。語句の構成もいいと思います。
【並選】
恋猫の鳴くよ濁音鼻濁音    ますらお
  「濁音鼻濁音」が恋猫の鳴き声を上手く表現されていると同時に、句の調子をたいへん整えていると思います。ただ「鳴くよ」の「よ」をどう判断するか迷いました。普通であれば「鳴くや」にするだろうと思います。「よ」はこの場合、確認あるいは同意を求める感じがうかがえます。作者はたぶん身の回りの日常感をにじませたく「よ」にされたのでしょう。私は猫を飼った経験がなく「鳴くや」としてしまいます。

春待つや磨き上げたるハイヒール   おかめさくら
  「磨き上げたる」に気持ちがこもっています。切れ字の効果も鮮やかです。完了の助動詞の連体形も的確。下五も名詞でぴしっと決まっています。


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