ハマブン句会 投句箱

横浜文芸の会の「ハマブン句会」投句箱です。 ひとり5句まで応募できます。特選俳句は来月発表! 名前の欄には俳号を。本名はメニューから管理者へメールでお知らせください。


カテゴリ:[ 趣味 ]


254件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[271] 自由題

投稿者: 亭主関白 投稿日:2021年 9月19日(日)12時18分23秒   通報   返信・引用

呼びかけに小首を傾ぐ蜥蜴かな
トーチキスつなぐ炎や秋高し
畑案山子はやり病の中に立つ
木賊刈る住む人ひとりふたり減り
墓残す不帰の古里虫の秋



[270] 自由題

投稿者: むじな 投稿日:2021年 9月13日(月)21時50分18秒   通報   返信・引用

かりがねや初冠雪の富士真青
無花果の乳の粘つく指の先
鈍色の海原はるか鳥渡る
鷹渡るビルの谷間の父の墓
秋天の青へロビング斬り込めり



[269] 兼題 耳たぶ

投稿者: つぐみ  投稿日:2021年 9月11日(土)15時53分13秒   通報   返信・引用   編集済

耳たぶの熱きにふれて居待ち月



[268] 兼題 蓋が開きました

投稿者: 箱の番人  投稿日:2021年 9月10日(金)09時47分57秒   通報   返信・引用

9月の兼題は ススキ と 耳たぶ・ピアス・イヤリング です



[267] 選ばれなかったけれど評価の高かった句

投稿者: 箱の番人  投稿日:2021年 9月10日(金)09時27分19秒   通報   返信・引用

鱗雲昨日と違う海の色      荒智十三
輪踊へ飛び入る女スニーカー     ショウタイム
落蝉や乗せれば指に絡まれり    めがね
猫の腹生温かし秋はじめ      虚村
無花果のひよつとこ顔の皮を剥く    めがね

どの句も実感が伴ったいい句ですよね。
死んでいるはずの蝉が、手に載せるとその乾いた足で指に絡みつく感じ、
そうそう無花果ってひょっとこ顔だよね
句から広がる世界がありますね。



[266] 投句しなくても

投稿者: 箱の番人  投稿日:2021年 9月 8日(水)16時43分50秒   通報   返信・引用   編集済

投句はハードルが高いけれど、どの句が好きかは言えるというかた。

この場所に、何番の俳句が好きです。と書いて頂けませんか?

出来ればその理由も、書いて頂ければありがたいです。

入選していないけれど、どうして?こんないい句なのに、というご意見をお聞かせください。



[265] 上達のヒント

投稿者: 箱の番人  投稿日:2021年 9月 8日(水)16時40分33秒   通報   返信・引用

ブラスの音聞きつ見上げるうろこ雲

ブラスの音は外で聞いているとしたら運動会とかイベントでしょうか?
雲は見上げるものなので「見上げる」は削ってもわかります。
音も聞くものなので削ると、他の情景が入りそうですね。

心地よき風に口笛うろこ雲

「心地よき」と言ってしまわずに、読んだ人が心地いいなあ、と感じるように直してもらいました。

うろこ雲風に口笛うながさる


鰯雲追われるように生きて来し

文語と口語が混ざっています。

文語に統一すると「追われる」は「追わるる」になります。

いっそ口語で
鰯雲追われるように生きてきた
とした方がすっきりします。

ちなみにリモート選者の会の参加者のかたの「特選」はこの句だそうです。
どんな風に生きてきたのか、とても興味が湧く句だということでした。

洗い立てのスニーカーに蟷螂日曜日
情景がよくわかる句です。
それだけに中七の字余りが気になります。
いっそのこと、スニーカーを靴に換えたらどうでしょう。

洗い立ての靴に蟷螂日曜日
リズムが良くなりませんか?



[264] 惜しい句

投稿者: 箱の番人  投稿日:2021年 9月 8日(水)16時21分44秒   通報   返信・引用

吾を背負い逃げたよと母終戦日   ショウタイム

投句されたときは、この句だったと思います。

締切間際、

汝を背なに逃げたよと母終戦日
と直されました。
「終戦日」という難しい季語に挑戦されました。
選者のお二人の意見が「前の方が良かった」「直された方がよい」と割れました。
作者ご本人のお話が聞きたかったです。
選句の会へのご参加、お待ちしています。



[263] 入賞句のコメント

投稿者: 選者・芦野信司  投稿日:2021年 9月 8日(水)16時12分11秒   通報   返信・引用   編集済

☆特選
 案山子立つ乳房雲の真下かな   黙黙念念
乳房雲は嵐の予兆。下降気流が発生し竜巻となることもある。大きな雲と小さな案山子が対比される。乳房雲は秋の実りへの脅威であるとともにたらちねの恵みの雨ももたらす。人の力は頼りない限りだが、案山子の姿は凛々しいではないか。

☆秀逸
 うろこ雲熱き番茶を淹れなおす    ちび丸
鱗雲の秋空を茶も忘れて見ていたのであろう。その時間経過が表現されている。且つ淹れ直した番茶の熱が秋らしい空気を感じさせる。

 整骨院のそとに骸骨星月夜      紅あずま
整骨院の外にある骸骨とは看板絵なのか。その実際がどうであれ、整骨院から骸骨がそとに出ているのは少々間抜けた感がある。ただの夜ならそれでも気味が悪かろうが、星月夜となるとメルヘンがある。骸骨も星を讃嘆しているかのよう。

☆並選
 鰯雲海よりの風軒を抜け      荒智十三
海にかかった鰯雲の遠景と軒の近景の対比。吹き抜ける風の景色が大きい。

 菊日和洗い晒しのスニーカー     団地乃広場
菊日和、洗い晒し、スニーカーの三要素がそれぞれに共鳴し合っている。

 白靴の白靴のまま仕舞ひけり     ワクチンごもり
白靴をリフレインさせ二回目の白靴は外出に使われなかった意に用いた工夫、「し」の頭韻を三度入れた工夫が面白い。ただし、季節は秋なのだが白靴が夏の季語であるという点が議論を呼ぶ点。また今年はコロナ禍で外出できなかったのだろうという文脈で、意味は分かるが、来年、再来年は分かるだろうか。時事句の命は驚くほど短い。


 通院の母に一枚涼新た       紅あずま
「涼新た」は清々しい季語だが、病を得た母にとっては違う。「一枚」の単純さが季節の変わり目を簡潔に表現。

 野紺菊母に似てきし鏡かな       めがね
句柄も内容に似て楚々とした風情。良質な美意識を感じる。

 合掌す上り車窓に大文字     冬扇
何を祈られたのか。大文字焼きの火が見えてくる。旅行の思い出が簡潔に記録されている。

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[262] 入賞のコメント

投稿者: 選者・荒井理沙  投稿日:2021年 9月 8日(水)15時53分31秒   通報   返信・引用   編集済

☆特選句
新走り表面張力ちょと揺るる  団地乃広場
 呑兵衛の表情が想像される。升酒と思いたい。それが表面張力になるまで注ぐ。それを溢すまいとする作者の意も窺われる。「ちょと揺るる」の表現もなかなかである。

☆秀逸句
案山子立つ乳房雲の真下かな   黙黙念念
 乳房雲は文字通り乳房の様に垂れ下がった黒っぽい雲である。夕立とか大雨の前兆の不気味さを感じる。その真下に案山子とは何ともはや何の因果か……。

鰯雲ジンギスカンの煙立つ    紅あずま
 一読した瞬間 焼かれているのは羊の肉ではなく鰯。それも鰯が美味しそうに煙を立てている。強みのあるフレーズであるのに季語を際立たせている見事さよ。

白芙蓉青空のまま暮れにけり   虚村
 「暮れにけり」とスッキリ言い切っている見事さ。それに「青空のまま」と強調されているが読む人は敢えて夕日に染まった雲も視界にあるかに深読みしたくなる。依って 白 青 茜色のコントラストが眼裏に反映して来る。

☆並選
でんぐり返し天地無用の鱗雲   黙黙念念
 前転後転しながらも天地が目まぐるしく入れ替わる。子供の頃が懐かしく蘇り 臨場感が 溢れて来る様な一句である。

敬老日鶴亀算を解きにけり    団地乃広場 
 心身共に現状を維持したいと思う様になった今日この頃 計算を解く。答えは合っていた。この分だと先ず先ず大丈夫と言い切っている。

頼らるるひとになりたし柿のへた  団地乃広場
 頼られる人になりたいと言う願望と来て「柿のへた」と言う落ちが気に入った。熟練した人の句であると一目瞭然である。

秋蝉の恋は大樹に鎮もれり    黙黙念念
 蝉の生態は木の皮に穴を開け その中に卵を産む。その知識を元に恋を大樹に鎮めたとは上手い表現である。秋ともなれば恋の季節も終盤なのだろうか 寂しさを感じる。

整骨院のそとに骸骨星月夜    紅あずま
 これまでの俳句には見られない句である。あくの強い骸骨と言う物に対して 星月夜と言う季語に依って さらりと仕上げた事に唯唯脱帽。


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